通常のホームページ制作と同じです。HTML5に対応しているブラウザを対象としますので、インターネットエクスプローラの古いバージョンではHTML5のコンテンツに対応していないものもございます。
たとえば、動画・音声などのコンテンツは、表現方法が新しくなりましたので、古いブラウザ対応を別に用意する必要がございます。それ以外はほぼ同じです。
主に、
・ 端末を特定して表現を切り替えている場合や、
・ デバイスの画面サイズから変化させる場合、
・ アクセス回線から判断している場合があります。
いずれにしても、ワンソースマルチデバイスということになります。
見出し以外の、主要なテキストは「流し込みがデフォルト」となります。
ホームページは、閲覧するOS、画面サイズ、ブラウザの設定などで、実際のところ見た目が違うのですが、多くの場合、ご自身が見られる場合は「いつも同じ環境」なので、「そういった差があることをご存じでない」エンドユーザーも多いものです。
会社や役所では、ワード・エクセルをお使いのシーンがありますが、ホームページも改行をコントロールできるとお考えの方が、いまだ多くいらっしゃいます。
改行はもちろん可能なのですが、希望するちょうど良いところで改行できるのは、印刷物やワード・エクセル程度です。印刷物は詰め文字など高度に「しまい」ができてしまいます。
この事実を受け入れることが難しい方もいらっしゃいます。・・・しかし考えてみますと、十分な幅を持たないデバイスが今の主流になり、「テキストの折り返しがきれいであることよりも、どこでもいつでも見れることが重視されている」世の中に変わったのですよね。。。
それらのご理解と許容が、もっとも必要とされ、言い方を変えると制限されることの一つではないかと思います。